「打たれたい」一変!斎藤「ゼロの男」で開幕だ

[ 2011年3月8日 06:00 ]

羽田行きの飛行機へ向かう斎藤

 日本ハムのドラフト1位・斎藤佑樹投手(22=早大)が7日、「ゼロの男」になることを誓った。

 ここまで中継ぎで登板した実戦4試合で7イニング連続無失点中。残り2試合のオープン戦でも無失点を続け、堂々と結果を残して30日のオリックス戦(東京ドーム)での公式戦デビューに臨みたい考えだ。

 この日は大阪遠征に出発したチームを離れて帰京。8日からは2軍施設がある千葉県鎌ケ谷市に居残り、先発登板が予定されている13日の横浜戦(横浜)へ向けた調整を行う。

 決して大口を叩く男ではない。しかし、あの重量打線を抑え込んだ自信は大きかった。前日の巨人戦で3回2安打無失点の好投。久々に鎌ケ谷に戻る斎藤は、出発便を待つ千歳空港で新たな目標を口にした。

 「オープン戦と開幕してからでは、打者の対応も変わってくると聞いている。(ここまで無失点だが)安心はできない。開幕が近いのでアピールしないといけないし、これからも点を取られないようにしたい」

 ここまで実戦4試合。すべて中継ぎで登板し、走者を許しながらも要所を締める内容で得点を許していない。7イニング連続無失点。2月中は「(実戦で)早く打たれたい」と発言していたが、それはあくまで調整段階でのこと。開幕まで3週間を切り、結果こそが1軍の投手としての評価になる。今後先発が予定されている13日の横浜戦、21日の阪神戦(札幌ドーム)でも無失点記録を更新。オープン戦を「ゼロの男」として駆け抜け、公式戦デビューが濃厚となっている30日のオリックスとの開幕第5戦を迎えるつもりだ。

 そのための準備に鎌ケ谷で取り組む。2軍施設に戻るのは1月の新人合同自主トレ以来。「先発だから調整法は変わるし、準備も変わる。ただ、キャンプ中からダルさんとかに教わっているのである程度は分かる」。そのひとつが登板前のブルペン投球だ。早大時代は前日に投げ込んでいたが、現在は2日前投球を試し、どの間隔が最も力を発揮できるか確認中。さらには同じく大阪遠征から外れて鎌ケ谷調整するダルビッシュから、トレーニングや食事面なども学ぶつもりでいる。

 「鎌ケ谷でちゃんと調整したい。(巨人戦でよかった)スライダーをもう1度確認するのと、あとは直球ですね」。一歩ずつ、確実に階段を上ってきた黄金ルーキー。ただ公式戦のマウンドに上がるだけではない。ゼロの男として。それこそが斎藤のプライドなのだ。

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