阿部 復帰微妙もCS出場あきらめない

[ 2008年10月12日 06:00 ]

 巨人が2年連続のリーグ優勝を決めた10日のヤクルト戦(神宮)で、右肩関節挫傷のケガを負った阿部慎之助捕手(29)が、きょう12日にトレーニングを再開。22日からのCS第2ステージ出場を目指す。

 負傷から一夜明け、阿部は神宮球場を訪れトレーナーの治療を受けた。報告を受けた原監督は「昨日のきょうとしては思ったより悪くない。今後どうなるかは未定だけど」と説明した。チームの完全休養日となる12日から、ジャイアンツ球場でエアロバイクをこぐトレーニングを再開。右肩に負担のかからないメニューをこなし、早期復帰を目指すことになる。
 前夜の試合後、阿部は「骨に異常がなくて良かった。1日も早く戻りたい」と、復帰への強い意欲を示しており、伊原ヘッドコーチも「早く治ることを祈るしかない。日本シリーズはDHがあるからね」と、まずはバットが振れる状態に戻ることを望んだ。CSまであと10日。チームの日本一のために、阿部が懸命のリハビリに励む。

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2008年10月12日のニュース