期待に応えた藤井 大一番で力発揮

[ 2008年10月12日 19:56 ]

 【日本ハム7-2オリックス】日本ハム・藤井は前日の残像までも巧みに利用していた。

 ダルビッシュのあとを託された藤井は言った。「あれだけの球威と変化球の切れを見ている。(オリックス打線は)崩れていると思った」と。本格派と技巧派。直球は15キロほど遅く、利き腕も逆。相手は前日と7人が同じ打者で「自然とタイミングもずれた」。そう胸を張ったようにバットの芯を外す投球がさえ、序盤は完ぺきだった。
 要所では大舞台での経験も生きる。7年前のヤクルト時代には日本シリーズで登板している。しかも同じ球場。「それも強みだった。そういう試合に投げていてよかった」と藤井。ピンチでも自らを見失うことなく、最少失点に。その姿が味方の連続した好守を引き出したようにも見えた。
 新天地でのレギュラーシーズンは3勝ながら、ここぞの試合で力を発揮した。「大一番で使ってくれた監督に応えたかった」と、静かにその余韻に浸っていた。

 ≪“代役”坪井が4安打!≫日本ハムは欠場した稲葉の代役、坪井が4安打の大当たりだった。先制点につながる二回の二塁打、七回には適時二塁打と得点に絡む活躍で「稲葉さんみたいに本塁打は打てないから、つなごうと思った」と持ち味発揮に誇らしげだった。
 ロッテとのCS進出争いでも渋く貢献していた。再び、勝負強さを見せたベテランに、梨田監督は「誰を使おうか迷ったが、坪井を使って大正解」と目を細めた。

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