石原さとみ 役作りのために「毎日ボディーソープで…頑張りました」

[ 2024年4月16日 20:56 ]

挨拶で感極まる石原さとみ(撮影・小渕 日向子)
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 女優の石原さとみ(37)が16日、東京・新宿区の新宿ピカデリーで行われた映画「ミッシング」の「完成披露試写会」に出席し、役作りのための努力を明かした。石原が映画主演を務めるのは、今作が出産後初めてとなる。

 中村倫也、青木崇高、森優作、小野花梨、細川岳、吉田恵輔監督も登場した。

 2022年の出産後初めて、1年9ヶ月ぶりの映画主役を務めた。

 清楚感漂う小花柄のワンピースを身にまとい登場した石原。紹介を受けると「石原さとみです」と自己紹介をすると同時に、目に涙を浮かべ、声を震わせながら「本当に幸せだと思います。この作品は私の夢がかなった作品です」と感極まる場面も。

 出産をへて母となった石原は「大切なものを失うかもしれない、そう思うと脚本を読むのが怖かった」と語るほど、失踪した娘を探す主人公・沙緒里に共感。監督や共演者も驚愕する表現力で、出口のない迷路をさまよい続ける母親を演じきった。

 役作りで「監督と一緒に美容院に行って、一番髪の毛を痛ませる方法を聞いたら、毎日染めた髪をボディソープで洗うと凄く痛む」と美容室でアドバイスをもらったという。毎日実践し「頑張りました」と役作りに力を入れたと告白。

 「毎日洗ったら凄く痛みました。おすすめです」共演者と会場に集まったファンにオススメ。髪が傷みすぎて「終わった瞬間、すぐにショートカットにしました」と苦笑いを浮かべていた。

 今作は、とある日愛する娘が失踪し、出口のない暗闇に突き落とされた家族が、どうにもできない現実との間でもがき苦しみながらも、その中で光を見つけていく、限りなく哀しくて、愛しくて、優しい物語。5月17日より全国公開となる。

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