コスプレイヤーEVA Miller『もののけ姫』サン 息をのむ美しさだ!汚れまでこだわった野生感 自然界に生きてきた狼のようなたたずまい【コスプレ図鑑】

[ 2024年4月16日 11:00 ]

EVA Miller「もののけ姫」サンのコスプレ写真を公開
Photo By 提供写真

 コスプレイヤー・EVA Millerさんがアニメ映画の金字塔『もののけ姫』のヒロイン、サンのコスプレ写真をSNSに公開。撮影はyua氏が担当した。 コスプレイヤーEVA Miller『進撃の巨人』ハンジ・ゾエ 絶賛されるウイッグとメークの再現度

 柔らかな日差しに照らされたサン。彼女は仮面の奥で、風の吹く先に果たして何を見ているのだろうか。神々しく、そして物語の想像力がかきたてられる一枚だ。フォロワーからは「神々しーー!!」「Very nice」「もののけ姫だいすきなので嬉しいです」「これはもうサン本人」「再現度たかすぎる!!」と称賛が相次いでいる。

 EVA Millerさんはサンのコスプレに関して、こだわりのポイントをこう語った。

 「もののけ姫に登場するサンというキャラクターのコスプレをする上でこだわった点は本当にたくさんあり、言い出すと長くなってしまうので簡単に三つお話したいと思います。

まず一つ目は衣装についてです。
今回はお面をはじめ服や靴、武器など全て制作しました。
ワンピースやその上の麻のような質感のものに関しては、わたしの理想の生地にあったワンピースや服を購入し、ハサミを入れて大胆に改造を施し今の形となっております。
お面や武器に関しては100均に売ってある粘土などで1から制作し、今の完成系のようになっています。粘土からしっかりと制作することでよりリアルな質感を表現しました。
がっつり全身のコスプレ衣装を既製品からではなく自分で準備することはこれまで無かったので、私にとって大きなチャレンジでもありましたが本当にうまくいったと思っております。

二つ目にこだわった部分は汚れの表現です。
サンは森に住む山犬の娘であり、その野生感を表現するために、制作した衣装やメイク完了後の自分自身の顔や腕、足など必死になって汚しました。
制作完了した衣装に汚れ加工を施していくときは、失敗したら後戻りができない…と怯えながらひたすらに汚し加工を施していました…
汚れに関しては、メイクで使うシャドウの粉をふんだんに振りかけたり、紅茶の濃度を濃くしたものを塗りつけては乾かしを繰り返し今のようなリアルを感じられる汚さを表現しました。

三つ目にこだわった部分はポージングです。
野生感をしっかり表現したく、カメラマンさんと「もっと体勢低く」「それは硬すぎるかも」「手がかしこまりすぎ」など撮影中に沢山言葉を交わして試行錯誤し今の形があります。
普通の人間らしい生活を送ってきた私としては、この表現が本当に難しく…どのようにしたら自然界に生きてきた狼のような佇まいになれるのかと撮影中、必死に頭と体を使い考えていました。
(ここだけの話ですが、この撮影は11月の朝日が昇る頃に山の頂上付近で行っていたので、冷たく痛い風を全身で受けながら凛々しくあろうとその寒さを感じさせないポージングをとることにも必死でした…笑)

上記で述べた内容が、わたしがコスプレをする上でこだわった箇所になります。

以下にカメラマンさんが作品作りをする上でこだわってくださった事を少しだけ記載いたします。

作中では描かれていないもののけ姫の日常や感情を表現したかった。その一心でロケ地や時間帯選び、構図や現像などをこだわった結果今の作品が出来上がってます。

もののけ姫という作品への愛を、打ち合わせの段階かびしびしと全身に感じるカメラマンさんだったので、わたしもその気持ちに全力で答えたい一心で制作から撮影まで必死になって頑張りました。

レイヤーである私とカメラマンさんにとって、本当に最高な作品に仕上がったと思います!!」

 (1)衣装(2)緻密な表現(3)ポージングと三拍子が高いレベルでそろって生み出した新しい物語。寒さに負けず、カメラマンと二人三脚で作り上げた芸術品だ。

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