水原容疑者はなぜここまでハマったのか!? ギャンブル依存症率極めて高いスポーツ賭博の恐さとは!?

[ 2024年4月16日 17:28 ]

水原一平容疑者
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 水原一平容疑者が起こしたドジャース大谷翔平の口座からの不正送金問題について、「ギャンブル依存症問題を考える会」田中紀子代表が16日、日本テレビ系「ミヤネ屋」(月~金後1・55)にVTR出演し、水原容疑者の行動を分析した。

 多くの“依存症患者”について、田中氏は「四六時中ギャンブルのことにとらわれてしまって、優先順位も1位になる、自分でもどうにかしないと、という風に思っているけれども、自分の意思ではやめられなくなっている」と、その心理状況を説明。そのため、報道されている水原容疑者の一日25回賭けていたという言動についても「依存症ならいたって普通のこと」と、珍しい事象ではないことを強調した。

 中でもスポーツ賭博は最も依存症になりやすいジャンルで、田中氏は「スポーツ観戦はそれだけで興奮しますよね。さらにギャンブルの興奮が重なってくるので相乗効果は2倍どころではないんです。だから、あっという間に依存症になってしまう」と語った。スポーツの試合には何度も賭けができるタイミングがあり、24時間365日世界中でいろんなスポーツがやっている、などの理由も余計にハマってしまう要因という。

 水原氏が賭け金をつり上げていったのも珍しい事象ではない。「負けを取り戻すためには大穴を狙っていくしかない。掛け金を上げて、なおかつ配当の大きいものに賭けるしかない。自分のお金がどうにもならなかったら、どっかからお金を持ってくるしかない。もちろん罪悪感はあると思うが、返せればいいじゃないか、と思ってしまう」と、水原容疑者の心の動きを予想した。

 一方で、勝った金額を自分の口座に入れていたことについて、田中氏は独自の見解を示した。「何度も大谷選手の口座にアクセスすればバレるリスクが高まるということもあるが、全額返せるぐらいの当たりが出るまでの種銭を容易していたのでは。全額返せば、罪は軽くなるんじゃないかという、病気ゆえの自分勝手な考えにすがっていたと思う」と、自身の経験に照らし合わせて、水原容疑者の行動心理を想像していた。

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