阪神、新オーダーが機能し連敗ストップ 先発・才木が7回1失点で今季初勝利「やっと勝てました」

[ 2024年4月14日 16:07 ]

セ・リーグ   阪神2-1中日 ( 2024年4月14日    バンテリンD )

<中・神(3)> 7回、山本を空振り三振に斬り、ガッツポーズする才木 (撮影・須田 麻祐子)
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 阪神が中日に競り勝ち、引き分けを挟んだ連敗を「3」で止めた。

 1、2番に木浪、梅野を置き、クリーンアップに近本、佐藤輝、大山を据えるなど、打順を大幅に入れ替えて臨んで一戦。少ない好機でしぶとく得点した。

 1点を追う3回。1死から8番・中野が左前打、続く才木が送り、1番・木浪が四球を選んで形成した2死一、二塁で、梅野が中前へ同点適時打。7回も1死から6番・前川が右二塁打でチャンスメークし、2死後に中野が右前へ勝ち越し打を放った。

 投げては先発・才木が7回1失点の力投。2―1の7回2死一、三塁のピンチも、山本を空振り三振に仕留め、今季3度目の先発で初勝利をつかんだ。

 ヒーローインタビューで才木は「やっと勝てました」と安堵(あんど)の笑顔。「一番乗ってるチームだったんで、なんとか自分で断ち切りたいという気持ちで投げました」と語った。

 元チームメートの山本から奪った三振と直後のガッツポーズについては「気持ちが入った。ずっと打たれてたんで、ここでなんとか切りたいと思った」と振り返った。

 連敗を断ち切り、岡田監督には、吉田義男氏に並ぶ球団歴代2位タイとなる484勝目をプレゼント。ここからのチームの巻き返しに向け、自身も貢献することを誓っていた。

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