大谷翔平 第1打席四球で13試合連続出塁 今季2個目の二盗 松井秀喜氏抜く日本選手最多176号出るか

[ 2024年4月14日 12:33 ]

ナ・リーグ   ドジャース-パドレス ( 2024年4月13日    ロサンゼルス )

<ドジャース・パドレス>初回、二盗を決めるドジャース・大谷(撮影・光山 貴大)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)が13日(日本時間14日)、本拠地・ロサンゼルスでのパドレス戦に「2番・DH」で先発出場。第1打席は四球を選び、連続試合出塁を13に伸ばした。

 初回は1死走者なしの場面で第1打席を迎えた。ナックルを武器とするパドレスのメジャー2年目先発右腕マシュー・ウォルドロンに対し、無回転で大きく揺れるナックルなどを見極め、一度もバットを振ることなくストレートの四球を選んだ。2死後に4番のウィル・スミスの打席で今季2個目の盗塁となる二盗に成功。しかし、スミスが三ゴロに倒れて先制はならなかった。

 前日12日の第1打席では松井氏に並ぶ通算175号を左中間席に放り込んだ。「(本塁)プレートからちょっと外れている難しい球。それを本塁打にできているのは基本的に良いスイング軌道」。松井が量産した引っ張った一発ではなく、大谷が「調子のバロメーター」とする逆方向への一発だった。

 5回には日米通算1000安打目の左翼線二塁打。7回のパドレス・松井裕樹との日本人対決でも右翼線二塁打を放ち、今季2度目の1試合3安打と打撃の状態は絶好調だ。

 前日の時点で開幕16試合を終えて長打(15)、安打(24)、打率(.353)、得点(13)、塁打(48)、出塁率(.392)、長打率(.706)、OPS(1.098)の8部門で自己最高ペースで、長打、安打、塁打、二塁打(10)は両リーグトップ。また、開幕16試合で長打数15は1901年以降、史上5人目で最多タイだった。

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