神宮に元プロ野球選手を父に持つ4人の「ジュニア」が登場 東京六大学で「清原」「大越」「渡辺」「広池」

[ 2024年4月14日 20:50 ]

東京六大学春季リーグ第1週第2日 ( 2024年4月14日    神宮 )

立大の大越怜投手(上段左)、慶大・清原正吾内野手(上右)、慶大・広池浩成投手(下段左)、東大・渡辺向輝投手(同右)
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 東京六大学春季リーグは14日、第1週第2日の2試合が行われ、元プロ野球選手の父を持つ「2世選手」が4人登場した。第1試合では、元ダイエーの大越基氏の長男で、立大の大越怜投手(3年)が早大戦でリーグ戦初登板初先発し、5回2安打1失点で初勝利をマーク。父も早大で勝利を挙げており、父子2代での勝利投手となった。

 第2試合では西武、巨人などで通算525本塁打を記録した清原和博氏の長男で慶大の4番・清原正吾内野手(4年)が、東大戦の初回無死一、三塁から2試合連続の適時打となる右前打を放った。東大は5回途中から2番手で、元ロッテの渡辺俊介氏の長男、渡辺向輝投手(3年)がリリーフし、1回打者4人を1安打無失点。前日の試合後には「もし清原選手と対戦して打たれたら、ネットでバズっちゃうと思うので絶対抑えたいと思います」と話していたが、この日も対戦はなかった。

 そして6回には慶大3番手で広池浩成投手(2年)がピンチで救援し、打者1人を打ち取った。父は元広島の広池浩司氏だ。

 4人の父は同時期にプロ野球でプレーした経験がある。この日はベンチ入りしなかったが、慶大には通算2119安打の元広島・前田智徳氏を父に持つ前田晃宏投手(3年)も在籍している。

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