巨人6連勝!萩尾プロ2号が逆転2ラン 高橋礼7回1失点で1086日ぶり白星から連勝、5年ぶり安打も

[ 2024年4月14日 16:37 ]

セ・リーグ   巨人2―1広島 ( 2024年4月14日    東京D )

<巨・広>3回、2ランを放った萩尾(右)を迎える阿部監督(撮影・藤山 由理)
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 巨人は先制された直後に萩尾匡也外野手(23)のプロ2号2ランで逆転し、高橋礼投手(28)の7回2安打1失点快投もあって今季初の同一カード3連勝。阿部慎之助監督(45)の就任後初、昨年6月以来となる6連勝を飾って今季初の貯金4とした。

 巨人の同一カード3連勝は昨年8月のヤクルト戦(東京D)以来で、昨季8勝17敗と苦戦した広島相手の同一カード3連勝は2022年5月以来2年ぶり。貯金4は昨年6月23日以来296日ぶりとなった。順位は試合前の単独2位から変わらないが、首位・中日が敗れたため、中日とのゲーム差はゼロとなっている。

 ソフトバンクから今季加入し、前回登板で1086日ぶり勝利を飾った先発右腕・高橋礼が3回に内野ゴロで1点先制を許し、開幕3戦15イニング目で移籍後初失点。

 だが、その裏、1死からその高橋礼が2019年のプロ初安打以来5年ぶりとなる安打を放って出塁すると、続く萩尾が左中間スタンド中段にプロ2号となる2ランを放ってすぐ逆転に成功した。高橋礼はプロ7年目で初得点となった。

 「5番・三塁」に入って先発出場を続けていた35歳の坂本は開幕14試合目で今季初のベンチスタートとなり、最後まで出場なし。ドラフト4位の新人・泉口が「6番・三塁」に入ってプロ初スタメンとなったが、3打数無安打でプロ初安打はお預けとなっている。

 高橋礼は移籍後最長となる7回で94球を投げ、4奪三振&無四球で2安打1失点の好投。1086日ぶり白星から2連勝で、菅野と並んでチーム最多となる今季2勝目(0敗)をマークしている。9回を3番手として締めくくった大勢は今季4セーブ目。

 また、ここまで救援に3度失敗していた中川は左膝痛悪化のため試合前に出場選手登録抹消となり、同じ左腕の横川が今季初昇格している。

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