ヤクルト・村上宗隆 やっと出た今季1号!開幕から13試合、54打席目“お得意様”DeNA大貫から豪快

[ 2024年4月14日 14:04 ]

セ・リーグ   ヤクルトーDeNA ( 2024年4月14日    横浜 )

<D・ヤ(3)>初回、先制ソロを放つ村上(撮影・木村 揚輔) 
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(24)が14日、DeNA戦(横浜)で2試合連続の「2番・三塁」で先発出場。初回の第1打席で待望の今季初本塁打を放った。開幕から53打席ノーアーチと自己ワーストを更新していたが、ようやくトンネルを抜け出した。

 1死、カウント3-1から5球目、直球をすくい上げ、バックスクリーンにぶち込んだ。「(打球が)いい角度で上がってくれました。先制することができて良かった」。開幕から13試合、54打席目でようやく出た一発に、ベンチでは満面の笑みがこぼれた。

 DeNA・先発の大貫とは好相性。昨季までの対戦成績は打率.302、8本塁打で、8本塁打は阪神の青柳と並んで、対個人では最多本塁打数だった。また、村上は「2番」で初本塁打。これまで3~7番の打順で本塁打を達成している。

 13日の同カードでは「人生でも初めて」2番に座った。7回1死満塁のチャンスで右前に適時打を放ち、開幕から12試合、53打席目で今季初打点をマーク。4回の中前打と合わせて開幕戦以来のマルチ安打と復調の兆しを見せ、「打順に関係なく、しっかり打席に集中して打てた」と振り返った。

 就任1年目の20年から4番で使い続けた主砲を2番に据えた高津監督は「(2番起用は)コーチが持ってきて相談して。気分転換も含めて」と説明していた。

 なお、村上は13日までにリーグトップの14四球で出塁率.472(リーグ2位)となっている。

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