楽天最速161キロ右腕・清宮虎多朗、ホロ苦プロ初登板…155キロマークも3失点 今江監督「いい経験」

[ 2024年4月14日 16:09 ]

パ・リーグ   楽天―ロッテ ( 2024年4月14日    楽天モバイル )

<楽・ロ>9回はプロ初登板の清宮が登板(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 楽天の最速161キロ右腕・清宮虎多朗投手(23)が14日のロッテ戦(楽天モバイル)の9回にプロ初登板、1回2安打3失点とほろ苦い結果だった。今月5日に支配下選手契約を結び、この日に1軍初昇格を果たしたばかりだった。

 2―6と4点ビハインドの9回、3番手としてマウンドへ。先頭のソトを初球の151キロ直球で遊ゴロに打ち取ったが、続く佐藤には150キロ台を連発も最後は154キロが外れて四球。山口、中村奨も歩かせて3連続四球で1死満塁のピンチを招いた。

 代打のルーキー上田にはこの日最速の155キロをマークするなど直球で攻めたが、中前に運ばれて2点適時打を許す。小川には左前打を浴びて1死満塁となり、友杉の中犠飛で追加点を献上。続く岡は三ゴロに打ち取った。1回打者8人に対し29球で2安打3失点、3四球の結果に、今江監督は試合後、「緊張感ありながらも、いい経験になったのでは」と話した。

 清宮は八千代松陰から18年育成ドラフト1位で入団。21年の右肘じん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を経て、昨季はイースタン・リーグで最多22セーブを挙げてセーブ王に輝いた。今季は1軍でもオープン戦で5試合に登板して防御率2・25と好成績だった。

 この日、新守護神の則本が発熱による感染症特例の対象選手として出場選手登録を抹消。松田も抹消となり、代わって清宮と松井が昇格していた。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年4月14日のニュース