巨人・松原の実兄芸人が“本音”連発 オドーア退団に「ありがとう」 筒香は「来てほしくない」

[ 2024年4月14日 18:12 ]

巨人・松原(左)と兄の侑潔さん(芸名ゆい)
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 ニッポン放送「ショウアップナイタースペシャル ラジオペナントレース」(後5・50)が13日に生放送され、巨人・松原聖弥外野手(29)の実兄で、お笑いコンビ「ロングアイランド」の松原ゆい(32)が初出演。弟への深い愛情と熱い思いを随所で爆発させた。

 3月23日以来3週間ぶりの放送となったこの日は巨人からイジリー岡田(59)、宮崎瑠依(40)、松原の3人、阪神から元NHKの堀尾正明アナウンサー(68)、松村邦洋(56)、笹木かおり(33)の3人と計6人の両軍ファンが集結。同局の煙山光紀アナウンサー(61)を進行役に「ラジオペナントレース×伝統の一戦」と題して100分間にわたって楽しくトークした。

 宮崎ら共演者から「お兄ちゃん!」と大歓迎されたゆいは「恐縮です。お願いします」と登場。事前に聖弥へ兄の出演を直接伝えたという煙山アナから「頑張って。オレも頑張るんで」というメッセージがあったと聞かされると「きょう(13日の広島戦)の6回裏ぐらいにLINE入れて。“試合終わってもし良ければぜひ聞いてください”って」と話して「試合中や!」のツッコミを受ける場面もあった。

 この日の生放送序盤は巨人がまだ延長戦を戦っており、番組前の弟の打席では「見ていられない」と祈るポーズをしていたことが煙山アナから明かされると「心臓バクバクで。三振しちゃって…」と兄としての素直な心情も吐露。「少しずつ活躍してくれたらな」としながらも「弟の活躍に応じてこういった仕事が舞い込んでくる」と“本音”?ものぞかせた。

 実際に弟・聖弥が27試合連続安打を放つなど大活躍した2021年には巨人戦の生中継にゲスト出演したことも。「あの時だけ忙しかった」と当時の自身の芸能活動も振り返った。また、聖弥は仙台育英(宮城)に進学したが、ゆいは桜宮(大阪)出身。大阪出身で、母校が阪神前監督の矢野燿大氏(55)と同じなのになぜ阪神を応援しないのかと笹木からとがめられると「ごめんなさい、本当に。やっぱり母校の先輩より弟です」と申し訳なさそうに、でもキッパリと言い返した。

 弟が巨人の開幕2戦目となった3月30日の阪神戦(東京D)に代走として今季初出場し、7回の初打席で2点適時打を放ったことについては安打、打点ともに2022年5月28日の日本ハム戦(札幌D)以来、実に672日ぶりだっただけに「本人もうれしそうで。僕もテレビ見てたんですけど、ベンチに向かってバーっと手を振って。僕はテレビ画面に向かってバーっと手を振った」と喜びを回想。「本当にうれしかったです。良かったなーと思って」としみじみ口にした。

 開幕戦の梶谷の攻守にわたる活躍には「弟とポジションかぶってるんですけど、でも、手放しで。あんなプレー素晴らしすぎるんで。ホームランも打って」と巨人ファンとして素直に喜びも語った、ゆい。

 だが、新助っ人オドーアが開幕直前に電撃退団したことについて聞かれると「オドーアが帰ったニュースで全国のジャイアンツファンが“なんだよオドーア”となってるなか、僕だけは“本当にありがとう”」と笑わせつつ、「弟自身はオドーアと仲が良かったみたいで」とも。東京ドームのロッカーは「松原の隣じゃないとイヤだ」とオドーアが話していたという秘話も明かしていた。

 そして、巨人が争奪戦に乗り出している筒香について聞かれた時には「来てほしくない、本当に…」と申し訳なさそうな声でポツリ。それでも弟以外の“推し選手”を聞かれると、2年目の萩尾、新人の佐々木と弟とポジションのかぶる若手外野手2人の名前を挙げ、共演者たちから「いろいろ矛盾が」(宮崎)などと総ツッコミを受けた。

 だが、これには開幕前のオープン戦で「佐々木選手、萩尾選手の活躍があったから松原聖弥も尻に火がついたのかな、と。この2人が活躍してくれれば“絶対に負けないぞ”でやってくれるんじゃないかなという思いで…」と理由を明かし、だったら筒香が加入してももっと尻に火がついていいのでは?と振られると「いや、そこは本当に来てほしくない…」と小声で苦笑いする弟思いのお兄ちゃんだった。

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