ヤクルト・村上 お待たせ1号V弾「いい角度で上がってくれた」最遅54打席目アーチで連勝呼ぶ

[ 2024年4月14日 17:41 ]

セ・リーグ   ヤクルト9-0DeNA ( 2024年4月14日    横浜 )

<D・ヤ>初回、ソロを放つ村上(撮影・島崎忠彦)
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(24)が14日、2試合連続の「2番・三塁」で先発出場。初回の第1打席で待望の今季初本塁打を放った。開幕から53打席ノーアーチと自己ワーストを更新していたが、ようやくトンネルを抜け出した。

 1死、カウント3-1から5球目、直球をすくい上げ、バックスクリーンにぶち込んだ。「(打球が)いい角度で上がってくれました。先制することができて良かった」。開幕から13試合、54打席目でようやく出た一発にガッツポーズで喜び、満面の笑みを浮かべた。

 3回は空振り三振、5回は四球、7回は中前打、二ゴロとし、2日連続のマルチ安打。2日連続の打点を挙げ、生みの苦しみから脱した主砲が復調の気配を見せた。

 DeNA・先発の大貫とは好相性。昨季までの対戦成績は打率.302、8本塁打で、8本塁打は阪神の青柳と並んで、対個人では最多の本塁打数だった。また、村上は「2番」で初本塁打。これまで3~7番の打順で本塁打を達成している。

 13日の同カードでは「人生でも初めて」2番に座った。7回1死満塁のチャンスで右前に適時打を放ち、開幕から12試合、53打席目で今季初打点をマーク。「打順に関係なく、しっかり打席に集中して打てた」と振り返っていた。

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