【高校野球】国学院久我山ベスト8入り 巨人・矢野コーチの長男・丈太郎は2安打で打線けん引

[ 2024年4月14日 12:52 ]

春季高校野球・東京大会4回戦   国学院久我山12―5城西 ( 2024年4月14日    都営駒沢 )

<国学院久我山・城西>3回、2点目のホームを踏む国学院久我山・矢野(撮影・村井 樹)
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 国学院久我山が7回コールド勝ちでベスト8入りを決めた。巨人・矢野打撃コーチの長男・丈太郎外野手(3年)は「3番・中堅」で出場すると2打数2安打、3四死球で全5打席出塁。2得点、1盗塁とグラウンドを駆け回り「ここまであまりいいところがなかったので結果を残せて良かった」と納得の表情を見せた。

 高い修正力が光った5打席だ。第2打席までは四球、死球で出塁したが体が開いての三塁側へのファウルが多く「引っ張りすぎないよう、逆方向を意識した」。言葉通り、4回1死一塁で立った第3打席は右中間を破る二塁打で好機を拡大。矢野の一打を皮切りに四死球を挟んで7連打と打線がつながり一挙8得点。6回の第5打席でも右前打を放ち「試合の中でしっかり修正できました」と笑みがこぼれた。

 チームもこれで準々決勝進出。目標の優勝までもあと3勝だ。攻守でチームをけん引する矢野は「いい戦いができているのでこれからも目の前の一戦一戦に全力で挑みたい」と力強く次戦を見据えた。

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