元中日右腕・ロドリゲスがメジャーデビュー 4回途中1失点 「人生を通じてこの瞬間を待っていた」

[ 2024年4月14日 12:38 ]

インターリーグ   ブルージェイズ5―3ロッキーズ ( 2024年4月13日    トロント )

ロッキーズ戦でメジャーデビューしたブルージェイズのジャリエル・ロドリゲス(AP)
Photo By AP

 元中日でキューバ出身のブルージェイズ、ジャリエル・ロドリゲス投手(27)が13日(日本時間14日)、ロッキーズ戦に先発してメジャーデビューを果たした。

 初回を3者凡退に抑えると、味方打線がその裏に5点を先制。
 ロドリゲスは3回に1点を失い、4回2死一、二塁の場面で降板。3回2/3で68球を投げ、4安打6奪三振1失点だった。

 デビュー戦で白星は手にできなかったが、MLB公式サイトは右腕が試合後に「私は人生を通じてこの瞬間を待っていた。多くの犠牲と多くの努力。とても、とても感動的だった」とコメントしたと伝えた。

 ロドリゲスは20年から中日に所属。22年には56試合に登板して45ホールドポイントをマークし、最優秀中継ぎ投手に輝いた。

 昨年3月の第5回WBCにキューバ代表として出場。しかし大会後の来日予定便に搭乗せず。中日球団と連絡が取れなくなって亡命したとみられていた。結局、1年間プレーしないままシーズン後に契約を解除された。

 その後、ブルージェイズと5年3200万ドル(約53億5500万円)で契約を結んだ。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年4月14日のニュース