ロッテ佐々木朗希、7回2失点で今季2勝目!初回5点援護に感謝「期待通りの働きをしてくれました」

[ 2024年4月14日 16:11 ]

パ・リーグ   ロッテ9ー2楽天 ( 2024年4月14日    楽天モバイル )

<楽・ロ>7回、佐々木は辰己の一ゴロのカバーに入るがタイミングが合わず倒れ、照れ笑いをする(撮影・篠原岳夫)
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 ロッテは今季3度目の先発となった佐々木朗希投手(22)が7回3安打2失点(自責1)、7奪三振の好投で今季2勝目。打線は初回に3連続適時打を放つなど5安打を集中して5点を挙げ、15安打9得点で快勝した。

 初回、先頭の友杉と岡の連打から1死満塁とすると、5番・佐藤が押し出し四球を選んで先制。山口の適時二塁打で2点を加え、中村奨、大下も適時打を放って打者10人の猛攻で5―0と大量リードを奪った。

 佐々木朗は初回、1番・小郷を一ゴロに打ち取ると村林はフォークで空振り三振と簡単に2死を奪った。続く浅村には155キロ超の直球を3球投じた後、156キロの高め直球を捉えられ、左翼スタンドへのソロ本塁打を被弾。22年8月19日に節目の通算250号を許した相手に、今季初被弾を喫した。

 3回は1死から連続四球で1死一、二塁としたが村林を156キロ直球で空振り三振、浅村はスライダーで遊ゴロに仕留めてピンチ脱出。6回には2死一塁から島内に155キロ直球を右前へ運ばれ、味方失策も絡んで2点目を失ったが、なお2死三塁の場面でギアを上げて岡島への初球でこの試合最速となる159キロをマーク。最後は156キロの直球で左飛に打ち取った。

 7回には打者・辰己の場面で一塁ベースカバーに入った際に右足でベースを踏もうとしてバランスを崩しヒヤリとさせる一幕も。この回でマウンドを降り、7回106球を投げて3安打2失点だった。

 打線は9回、楽天3番手の清宮を攻め立て、代打のルーキー上田の中前適時打などで3点を追加し、試合を決定づけた。

 試合後、佐々木朗は「きょうも打線に助けてもらって何とか長いイニング投げられたのでよかった」と振り返り、初回から5点の援護を贈った打線に「期待通りの働きをしてくれました」と感謝した。

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