中日 昨季限りで阪神戦力外の山本 古巣相手に3安打1打点 本拠地で初のお立ち台に感激

[ 2024年4月13日 22:29 ]

セ・リーグ   中日5―2阪神 ( 2024年4月13日    バンテリンD )

<中・神> 5回、山本は右前打を放つ(投手・大竹) (撮影・須田 麻祐子)
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 中日・山本泰寛内野手(30)が、昨季まで所属した古巣・阪神戦で「恩返し」の大活躍を見せた。

 相手先発が左腕の大竹ということもあり「8番・遊撃」で中日に移籍後、初のスタメン出場。3安打1打点で古巣撃破に大きく貢献した。

 3回無死で左前打、5回1死で右前打をマーク。4―2の8回2死二塁では漆原の初球の直球を迷わず打って右前適時打。移籍後初打点もマークした。

 慶大から15年ドラフト5位で巨人に入団。20年オフに阪神に移籍も、昨季は3年ぶりに1軍出場なしに終わり、シーズン後に戦力外通告を受けた。

 新天地、そして本拠地で初ののお立ち台。中日ファンの歓声に山本は「準備してきたかいがあった。初適時打で気持ち良かった」と感慨深そうに話した。

 9年目の30歳。遊撃で安定した守備力、バットで勝負強さを見せ「首脳陣に感謝している。1試合1試合、必死にやっていく」と力を込めた。

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