パドレス・松井裕樹 二塁打許した大谷翔平に脱帽「素晴らしいバッター。次は抑えられるように」

[ 2024年4月13日 14:47 ]

ナ・リーグ   パドレス8ー7ドジャース ( 2024年4月12日    ロサンゼルス )

パドレス・松井(AP)
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 パドレスの松井裕樹投手(28)が12日(日本時間13日)、敵地ロサンゼルスでのドジャース戦に同点の場面でリリーフ登板。大谷には二塁打を許したが、確実に後続を断って、1回1安打無失点でバトンをつないだ、これで4試合連続無失点で防御率は1・08となった。

 重要な場面で出番は巡ってきた。味方が同点に追いついた直後の7回から3番手として登板。1番・ベッツからの上位打線を相手に持ち味を発揮した。まずはこの日、本塁打も放っているベッツをスプリットで空振り三振。2番・大谷とメジャーで2度目の対戦機会が巡ってきた。

 初球はカーブでストライクを取ったが、ボール球を続けてカウントを悪くすると2ボール1ストライクから投じたスプリットが甘く入り、右翼線への二塁打を許した。

 打球速度は107.9マイル(約173.6キロ)と強烈なライナー性の打球。「スプリットが甘く入ってしまった。ちょっと抜かれたけど、打球速度も出ていたし素晴らしいバッター。次は抑えられるように対策とかを練っていきたい」と振り返った。

 3月21日の韓国での試合に続き、2度目の対戦。初対戦では右飛に打ち取りはしたが、フェンス手前まで飛ばされる大飛球で、肝を冷やした。同一リーグ同地区で今後も幾度となく対戦する可能性があるだけに“大谷封じ”は一つのテーマとなる。

 大谷には二塁打を許したが、後の打者を確実に断って、スコアボードに0を並べて役目を終えた。防御率1・08と抜群の安定感を示す松井。チーム16試合目で9試合目の登板と、まさにブルペン陣に欠かせない存在となっている。

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