西武ファン意気消沈…山川2本目満塁弾被弾にブーイングも起こらず

パ・リーグ   西武―ソフトバンク （ 2024年4月13日    ベルーナD ）

＜西・ソ＞6回、山川の満弾に肩を落とす水上　（撮影・白鳥　佳樹）
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　西武が、ソフトバンクにFA移籍した山川穂高内野手（32）に満塁本塁打を2発被弾した。0―3の6回1死満塁で水上が被弾した後、山川がダイヤモンドを一周して「どすこいポーズ」を決めた瞬間に大ブーイングが起こった。

　だが、8回に豆田がこの日2本目の満塁弾を浴びると、西武ファンが陣取る左翼席からは目立ったブーイングも起こらず。右翼席のソフトバンクファンからは大歓声が上がった。11―0の大量リードとなり、山川もやや控えめの「どすこいポーズ」で敵軍と相手ファンに配慮したようだった。

　西武の投手陣は12日まで開幕から12試合連続「被本塁打0」で、16年ロッテの10試合を抜き、2リーグ制以降のプロ野球記録を更新中だった。12球団で唯一本塁打を被弾していなかったが、山川の一発が今季初被弾になった。