松井裕樹 1回無失点で防御率1・08 4戦連続無失点で勝利に貢献「毎日、テレビに出てすいません」

[ 2024年4月13日 14:35 ]

ナ・リーグ   パドレス8ー7ロサンゼルス ( 2024年4月12日    ロサンゼルス )

パドレス・松井(AP)
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 パドレスの松井裕樹投手(28)が12日(日本時間13日)、敵地ロサンゼルスでのドジャース戦に同点の場面でリリーフ登板。大谷には二塁打を許したが、確実に後続を断って、1回1安打無失点でバトンをつないだ、これで4試合連続無失点で防御率は1・08となった。

 重要な場面で出番は巡ってきた。味方が同点に追いついた直後の7回から3番手として登板。1番・ベッツからの上位打線を相手に持ち味を発揮した。「直前に味方が追い付いてくれたので、厳しい打順でしたけど、何とかゼロで帰ってこられて良かった」。この日、本塁打も放っているベッツをスプリットで空振り三振。2番・大谷には右翼線への二塁打を許したが、崩れることはなかった。

 1死二塁からフリーマンをスライダーで右飛に打ち取ると、右打者のスミスは申告敬遠。5番・マンシーを宝刀・スライダーで空振りの3球三振に仕留めると、マウンド上で軽くジャンプ。小走りでベンチへと帰り、ベンチ前で左拳を握った。

 防御率1・08と抜群の安定感を示す松井。チーム16試合目で9試合目の登板と、まさにブルペン陣に欠かせない存在となっている。「(監督に)名前を呼んでもらえるのは本当にうれしいこと。今日も中継ぎ陣がゼロでつないでいたので、仲間ですけど、負けないように頑張りたい」と言う

 NHKのメジャー中継では活躍した選手が試合後にインタビューを受けるが、その回数は増えてきている。安定感を示し続ける左腕は「毎日、テレビに出てすいません。またがんばります」と茶目っ気たっぷりに振り返った。

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