巨人・岡本「集中して打てている」3号で3冠　今季2度目“サカオカ弾”反撃のろし

セ・リーグ   巨人9－4広島 （ 2024年4月12日    東京D ）

＜巨・広＞4回、ソロを放つ岡本和（撮影・藤山　由理）
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　反撃ののろしを上げる一発でリーグ3冠に躍り出た。巨人の岡本和が1―4の4回に2点差に迫る左越え3号ソロ。2回に2号ソロを放った坂本とは今季2度目、通算31度目のアベック弾で7試合連続安打とし「集中して打てている」とうなずいた。

　これで打率・409、10打点は単独トップ、3本塁打はトップだった阪神・森下、中日・細川に並んだ。20、21年は本塁打、打点で2冠を獲得し、昨年も本塁打王の4番は、開幕から好調をキープ。阿部監督も「集中した打席を増やせれば、3冠王を獲れると僕は言っている。そこだけの勝負」と大きな期待を寄せた。

　「（3冠は）本当にそういうのは（シーズンの）最後に。まずは一試合一試合勝てるように自分がどうやっていくか考えながら」。岡本和が勝つために打ち続ける。（小野寺　大）