DeNA、開幕直前投手陣に珍事?北の大地で「大学生」に間違えられる

[ 2024年3月22日 08:17 ]

DeNA・東
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 DeNAの投手陣が北の大地で思わぬ珍事?に遭遇した。

 チームはきょう22日から日本ハムと、開幕前最後のオープン戦3連戦(エスコンフィールド)に臨む。ナインは21日に現地入り。3連戦で先発予定の東、平良、大貫は、札幌市内の日本ハム室内練習場で夕方から調整を行った。

 だが同時刻に室内練習場では、日本ハム主催の少年野球教室が開催され、練習場を二分して使う状況に。その中で、お孫さんの付き添いで訪れた上品な高齢女性が、投手陣を見ていた記者陣に近寄ってきた。

 そして穏やかな口調で質問。「こちらの方々は、大学生の野球チームの方々ですか?」。予想外の質問に記者も一瞬たじろいだが、冷静に「プロ野球のDeNAベイスターズというチームの選手たちです」と説明。とはいえ女性の反応は薄く「ああ、そうなんですか。体が大きい方々なので大学生かと思いました…」と苦笑いした。

 続けて記者が「監督は、三浦大輔さんといって、プロ野球の中でも有名な方ですよ」と話しかけても、「じゃあ、息子たちにも聞いてみようかしら。知っているかしら?」のリアクション。近くにいた広報も「一応セ・リーグでやっています」とアピールしたが、女性はやさしく微笑んでいた。

 その会話を練習後に東に伝えると「えっ、僕ら大学生ですかっ?そんなに若く見える?」と期待通りの反応。一連のやりとりを終え、広報も記者も同じ感想を持った。「まだDeNAは全国区ではない。もっと情報を発信し、明日も選手がエスコンフィールドで頑張ってくれれば」。本拠地の横浜スタジアムはシーズン中は連日の満員。だが北の大地での知名度は…。

 隣では日本ハムのユニホームを着た少年たちが楽しそうに白球を追い、女性もすでにDeNA投手陣に興味をなくして孫のプレーに目を細めていた。 (大木 穂高)

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