【センバツ】北海の背番号「1」一塁手・金沢主将 投手陣に「夏は任せられるぐらいの選手に1番を」

[ 2024年3月22日 15:25 ]

第96回選抜高校野球大会第5日第2試合   北海1-7大阪桐蔭 ( 2024年3月22日    甲子園 )

<大阪桐蔭・北海> 初戦で敗れ肩を落とす北海ナイン(撮影・大森 寛明)
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 3年ぶり14度目の出場となった北海は近畿王者・大阪桐蔭に破れ、春13年ぶり勝利はならなかった。投手陣が計11四球と制球に苦しみ、大阪桐蔭打線に7点を奪われた。試合後、一塁手ながら背番号「1」を背負う金沢光流主将(3年)は投手陣に夏への奮起を願った。

 北海はエースが不在ということから、投手陣の奮起を促すため、一塁手である金沢主将が背番号「1」を背負っている。

 この日は、昨秋、チームで一番投げた背番号11・松田収司(2年)が先発マウンドに上がったが、制球に苦しみ3回途中までで8四球を与え4失点。後を継いだ大沢知弥(3年)も3四球で3失点と苦しんだ。

 金沢主将は背番号1について「夏は投手陣に任せられるぐらいの選手に1番を付けてほしい」と飛躍を願う。

 大阪桐蔭との差についても「豊富な投手陣がいて、どのピッチャーもエース級。打線も力強さが違った。新基準のバットでも捉えてきている。夏に向けて参考にしたい」と冷静に分析した。

 自身も4回無死一塁で右前打を放ち、この回の1点に貢献したものの「1点しか取れていないので、強豪相手でも大量得点できるような打線を身につけられたら」と成長を誓った。

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