起用ズバリ!神村学園は1年秋以来の先発だった上川床が6回途中2失点と好投!小田監督「100点です」

[ 2024年3月22日 18:31 ]

第96回選抜高校野球大会1回戦   神村学園6―3作新学院 ( 2024年3月22日    甲子園 )

<神村学園・作新学院> 力投する神村学園・上川床(撮影・大森 寛明)
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 神村学園の先発はエースの今村拓未(3年)ではなく、背番号7の上川床勇希(3年)だった。1年秋の九州大会の大分商戦以来。4強入りした昨夏は中指を骨折して登板機会がなかった背番号7はアップが終わってから伝えられ、「ちょっとびっくりしました」と振り返る。

 初回から粘り強かった。1点リードの3回は無死満塁のピンチだったが、「バックが守ってくれるので。自分はもうゾーンで思いっきり勝負しようと思って投げました」と無失点でしのいだ。5回までは毎回となる7奪三振を奪うなど、6回途中2失点と役割を果たした。「変化球を交えながらストレートを生かすことができたのかなと思います」とうなずいた。

 小田大介監督は「抽選が決まった瞬間に上川床で、と決めていました」と明かす。作新学院は左打者がスタメンに6人いた。「左バッターが多かったし、たぶんデータもないだろうから、初戦は上川床と思っていました。ほかのチームだったら上川床ではなかったです」と振り返る。「久々の登板にしては合格点をあげたいなと。100点です」と称えた。

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