水原一平通訳を米国の内国歳入庁IRSが捜査 海外サッカーに賭け、野球には賭けず AP報じる

[ 2024年3月22日 13:53 ]

水原一平氏
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 ドジャース大谷翔平投手(29)の専属通訳を務めていた水原一平氏(39)が違法賭博の疑いなどで球団から解雇された問題で、内国歳入庁(IRS)が捜査をしていると21日(日本時間22日)、AP通信が報じた。

 捜査対象のブックメーカー(賭け屋)によると賭けの対象は海外サッカーで、野球には賭けていなかったという。IRSの広報担当は水原氏と違法ブックメーカーについて捜査していると認めたが、これ以上の詳細は提供できないとしている。IRSは日本では国税庁に相当する。

 水原氏をめぐっては地元紙ロサンゼルス・タイムズが違法賭博への関与が浮上し、告発されたと報道。捜査対象のブックメーカーに借金があり、他のメディアは大谷の口座から少なくとも450万ドル(約6億7950万円)が送金されたとも報じた。

 ESPNの取材では水原氏は違法なブックメーカーに多額の借金があり、昨年、大谷に肩代わりを依頼。大谷の口座から少なくとも450万ドルが送金されたとした。19日の取材時点では水原氏が「彼(大谷)は残念がったが、二度と繰り返さないように私を助けると言った」と説明した。

 だが、20日に「翔平は私の借金のことは知らず、送金もしていない」と発言を撤回。大谷側の弁護士が「翔平が窃盗被害にあったことが判明し、当局に問題を引き渡した」との声明を出した。

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