巨人・中田歩夢 支配下初日は休日返上でマシン打撃 「ここで満足していたらそれくらいの選手にしか」

[ 2024年3月7日 14:47 ]

自主練習を行った巨人・中田(撮影・小野寺 大)
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 支配下選手の初日を休日返上でスタートした。前日に支配下選手契約を勝ち取った巨人・中田歩夢内野手(19)が7日、川崎市のジャイアンツ球場でマシン打撃。大阪遠征への移動前に汗を流し「1日でも野球を離れたら心配になるので。体もなまらないように毎日動きたい」と話した。

 反響の大きさが実感を強くした。祝福のメッセージはドラフト指名時を遥かに超え、LINEは560件ほど届いたと明かす。「おめでとうというメッセージがたくさん来た中で、より一層ここからやらないといけないなと改めて感じました」。坂本からも祝福と激励のメッセージが届き「うれしかった。(一緒にやりたいという思いが)より一層強くなりました」と笑顔を見せた。

 宮崎キャンプ中の紅白戦でアピールに成功し、1軍に合流。「こうやって1軍に帯同させていただいているので、自分の役割をしっかり果たせるようにと思いながら練習しています」という。先輩がどんな考えでプレーしているのかをじっくり観察。「打者に対してのポジショニングだったり、走塁でどういう意識をしているのかとか試合中でも聞いたりする」と同じポジションの門脇にも積極的に質問し吸収している。

 開幕まで残り13試合。争いはさらに激しくなる中で「ここで満足していたら、それくらいの選手にしかなれない。開幕1軍を目指しているので、そこの目標をまず達成できるように、何とか食らいついていきたい」と闘志を燃やした。

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