フリーマンが大谷の好走塁を「シーズン通して勝利につながるプレー」と称賛 盗塁は「いつ走ってもいい」

[ 2024年3月7日 08:20 ]

4回に満塁本塁打を放ち、チームメートらとハイタッチで祝うフリーマン(AP)
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 ドジャースのフレディ・フリーマン内野手(34)が6日(日本時間7日)、アリゾナ州グレンデールで行われたホワイトソックスとのオープン戦に「3番・一塁」で先発出場し、4回に満塁本塁打を放つなど、2打数1安打5打点。出場後には前を打つ大谷翔平投手(29)に言及した。

 ドジャースの今オープン戦は1番・ベッツ、2番・大谷、3番・フリーマンの並びが多く、打順についてフリーマンは「本当に良いラインアップをそろえられたことはエキサイティングなこと。多く得点できることを願っている。野球は時にクレイジーだけど、ここ数週間の翔平のプレーは本当に印象的」と自身の前に大谷が打つことを好意的に捉えている。

 この日は初回に大谷が内野安打で出塁し無死一、三塁とすると、フリーマンの左犠飛で三塁走者・ベッツが生還。その間に一塁走者の大谷も二塁まで進む好走塁を見せた。この走塁にも「今日の翔平のプレーで一番印象に残っているのは、一塁から二塁へのタッチアップ」とし「ほとんどの人が話題にしないが、私が見た中で最も印象的なものの1つです。左飛でタッチアップして、二塁に進塁した。あれはシーズンを通して勝利につながるプレーだ」と絶賛した。

 また、2回には2死一、三塁から一塁走者・大谷が二盗を決める間に三塁走者・パヘスが生還。走塁で1点をもぎ取った。この盗塁はフリーマンの初球でスタートを切り「私たちは既に話し合っている。いつ走ってもいい。彼はカウントを気にする必要がない。彼は私にどのカウントで走るべきかか尋ねてきたがそれ(くらいの気遣い)で十分。いつでも走ってもいい」と自身の打席で大谷が盗塁を試みても気にならないときっぱり口にし「彼が100盗塁できることを祈っています」と続けて笑った。

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