巨人・京本　開幕守護神候補に浮上！阿部監督「争って試すのは今しかない」　中田と2人支配下契約発表

フォトセッションでポーズをとる（左から）京本、吉村編成本部長、中田（撮影・郡司　修）
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　巨人は6日、育成選手の京本真投手（20）、中田歩夢内野手（19）と支配下選手契約を結んだと発表した。背番号は京本が「99」、中田が「95」、いずれも年俸420万円に決まった。

　伸び盛りの20歳右腕・京本は、開幕守護神候補に浮上した。ジャイアンツ球場での会見で「これからがスタート。ジャイアンツのエースと言われるような投手になるのが目標。足を止めずに成長していきたい」と宣言。阿部監督は「いいところで投げてもらいたいというのが今の僕の希望。争って試すのは今しかない」と守護神候補の一人と説明。大勢が右ふくらはぎ痛で調整が遅れている中、中川、バルドナード、堀田、ケラーらとの競争に加わる。

　今季は対外試合4試合中3度、9回に登板し計4回無失点。気持ちの強さが持ち味で、3日の台湾での親善試合・楽天モンキーズ戦でも9回に登板し無失点に抑えた。指揮官は「台湾ではマウンドに上がる時にヘラヘラしていたから、いい度胸してるなと。開幕して（東京）ドームでそれができたらもっとたいしたもん」と期待した。

　この日は「014」のユニホームでブルペン入りし、大城卓相手に31球。「地に足をつけて、日本一に貢献できるようなピッチングをしたい」とアピールを続ける。（小野寺　大）