山本由伸に予定投球数超える58球 ドジャース指揮官が理由説明「彼にとっては良い機会だった」

[ 2024年3月7日 13:07 ]

ドジャース・ロバーツ監督
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 ドジャースの山本由伸投手(25)が6日(日本時間7日)、アリゾナ州グレンデールでのホワイトソックス戦でオープン戦2度目の先発。大谷翔平投手(29)と初の同時出場となった一戦は、3回で3四球を含む6安打5失点と珍しく制球が乱れ、メジャー2度目の登板で初失点を喫した。

 山本は前回登板で2回19球でボール球はわずか3球でストライク率84.2%と持ち前の制球力を披露した。しかし、この日は58球でボール球は25球。ストライク率は56.9%と急激に低下した。

 しかし、打線が大谷が2安打1打点、4回にはフリーマンの満塁弾が飛び出すなど5回までに10得点。山本の5失点をはね返す強力援護を見せ、試合は12-9でドジャースが逆転勝ちを収めた。

 試合後取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は山本について言及。「アグレッシブに投げていたが、いつものような制球力はなかった。ただ、ゲームの中でアジャストしていたし、初回より2回、2回より3回の方が良くなっていた。彼にとっては良い機会だったと思う。だから彼の球数を50半ば(58)まで増やした」と説明した。山本に試合中に立ち直るきっかけを与えるため、首脳陣の配慮で予定投球数を超えて投げさせたことを明かした。

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