【甲子園】前橋商・坂部 肺気胸乗り越えたどり着いた夢のマウンド「今までで一番楽しい」

[ 2023年8月9日 05:30 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会第3日 1回戦   前橋商1―7クラーク ( 2023年8月8日    甲子園 )

<前橋商・クラーク>力投する坂部(撮影・亀井 直樹)
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 前橋商(群馬)はエース・坂部羽汰(うた=3年)が7回2失点と好投も、終盤に守備が乱れて1―7で敗戦。10年以来13年ぶりの甲子園勝利はならなかった。

 肺気胸で1年秋から半年以上練習できなかった坂部は「甲子園のマウンドは今までで一番楽しいマウンドでした」と充実の表情を見せた。

 バックのエラーで決勝点を奪われたことにも「今までで一番頼りになる仲間。ありがとうと言いたい」と大粒の涙を流し、後輩たちに甲子園勝利を託した。

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