阪神守護神・岩崎　一打サヨナラのピンチも執念で1点を守り切りガッツポーズ

セ･リーグ   阪神7―6巨人 （ 2023年8月8日    東京D ）

＜巨・神＞9回、サヨナラのピンチに秋広を三振に仕留めガッツポーズを決める岩崎（撮影・大森　寛明）
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　阪神の守護神・岩崎が執念で1点を守り切った。7―6の9回に登板。1死から中田翔に四球を与え、2死後に代打・梶谷に中前打を浴びた。一打サヨナラの2死一、二塁まで攻められながら、最後はこの日、適時打を放っている秋広を見逃し三振に斬った。4番・岡本和に回すことなく決着させ、ガッツポーズで激闘を締めくくった。

　「最悪あそこ（岡本和の前）まで（打順を回していい）とは思っていたので、よかった」

　8回は岩貞、馬場が乱れながら、K・ケラーが耐えた。総崩れしない救援陣をけん引しているのは、間違いなく岩崎。最後にこの男が君臨するから、僅差でもリードを守ればいい。

　岡田監督も「だいぶちょっと負担かけてるけどなあ」と心配顔。だが勝利のためなら、喜び勇んでマウンドへと上がる覚悟でいる。