エンゼルス・大谷 メジャー史上最速40本塁打&15盗塁 母校・花巻東勝利から24分後

[ 2023年8月9日 02:30 ]

インターリーグ   エンゼルス3-8ジャイアンツ ( 2023年8月7日    アナハイム )

<エンゼルス・ジャイアンツ>初回、大谷は二盗を決める(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 エンゼルス・大谷が母校の活躍に奮起した。花巻東の8年ぶりの夏の初戦突破から24分後のジャイアンツ戦で初回に中前へ運ぶと、今季15個目の盗塁の二盗に成功。0―1の6回は中堅手が回り込んで捕球した右中間への打球に快足を飛ばし、一気に二塁を陥れた。

 4試合ぶり34度目の複数安打。シーズン114試合目での「40本塁打&15盗塁」は、98年ケン・グリフィー(マリナーズ)の120試合を上回り史上最速到達となった。

 ところが、大谷の奮闘むなしく1点リードの9回に抑えのエステベスが打ち込まれ6失点で逆転負け。チームはトレード期限後全敗となる今季ワーストの7連敗で借金2となり、ワイルドカード進出圏まで8ゲーム差に広がった。フィル・ネビン監督は「また明日の戦いに立ち向かうだけ」と気丈に話した。(笹田幸嗣通信員)

 ≪出場試合数では歴代3番目≫出場試合数での「40本塁打&15盗塁」の最速は19年のイエリチ(ブルワーズ)の109試合、次いで96年のケン・グリフィー(マリナーズ)の111試合。大谷は112試合で歴代3番目。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年8月9日のニュース