【甲子園】日大三・三木監督 甲子園初采配初勝利に「選手が頑張ってくれた。選手に感謝しています」

[ 2023年8月9日 13:32 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会第4日   日大三3―0社 ( 2023年8月8日    甲子園 )

<日大三・社>ナインを出迎える日大三・三木監督 (撮影・亀井 直樹)
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 大会第4日の第2試合では、2年連続19回目の出場の日大三(西東京)が3―0で、3期連続出場の社(兵庫)に勝利。4強入りした18年以来5年ぶりの初戦突破を果たした。

 初回、2回と得点圏に走者を進めながら得点できなかったが、3回2死二塁から3番・二宮士主将(3年)の中堅フェンス直撃の適時二塁打で先制。5回1死一、三塁からは池内仁海(3年)の左犠飛で加点した。7回2死一塁からは二宮主将が右前打し、相手悪送球の間に1走・高村大輔(3年)が生還した。

 投げては、エース右腕・安田虎汰郎(3年)が、切れのいい直球に、低めへのチェンジアップを織り交ぜて社打線を翻ろう。5回2死までパーフェクト投球を見せ、初安打を許した後も、安定した投球を続けて、2安打に抑えて、大会初完封勝利を挙げた。

 投打の主役がしっかりと結果を出して快勝。全国制覇2度の名将、小倉全由(まさよし)前監督に代わって今年4月から指揮を執る三木有造監督は、甲子園初采配初勝利を手にし「選手が頑張ってくれた。こういう舞台に立たせてくれた選手に感謝しています」とナインを称え、「社高校さんは粘り強い打撃を見せてきたが、エースの安田が頑張ってよく投げてくれた」とエースの投球を評価。次戦に向けては「投手はよく投げたくれたが、打線はちょっと打てるように修正していきたい」と話していた。

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