阪神・岡田監督が勝負の継投策に 5回67球3安打無失点のビーズリーから6回は桐敷が左打者3人を封じる

[ 2023年8月9日 19:37 ]

セ・リーグ   阪神―巨人 ( 2023年8月9日    東京D )

<巨・神> 投手交代を告げる岡田監督(撮影・大森 寛明)
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 阪神・岡田監督が勝負の継投策に入った。先発して5回3安打無失点のビーズリーに代え、同点の6回から2番手左腕・桐敷をマウンドに送った。

 この日のビーズリーは力強い直球に加えて持ち味のスライダーやフォークを織り交ぜ、巨人打線を手玉に取った。3回先頭の中山から4回の秋広まで5者連続三振を記録。先発としては初対戦の宿敵相手に、試合を作った。

 5回は1死からブリンソンに中堅フェンス直撃の安打を浴び、中山にも左前打を浴びるなど2死一、三塁のピンチを招いたが、グリフィンを空振り三振に仕留めて切り抜けた。この時点で球数は68球も、岡田監督は6回から継投を決断。桐敷が吉川、梶谷、秋広の左打者3人を完璧に封じて役割を果たし、両軍無得点のまま終盤7回に入った。

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