【甲子園】近江初戦敗退も山田意地の2ラン 多賀監督「あの声援は、本当に胸が熱くなった」

[ 2023年8月9日 05:30 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会第3日 1回戦   近江2―7大垣日大 ( 2023年8月8日    甲子園 )

<近江・大垣日大>6回、二点本塁打を放った近江・山田(撮影・岸 良祐)
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 近江は合計142歳の名将対決に敗れた中、5番・山田修斗が意地を見せた。0―4の6回2死一塁から内角直球を左翼席へ。一時2点差まで追い上げた。「狙っていました。春に多賀(章仁)監督から、振る量を増やせと言われて、1日1000スイングやってきたおかげです」。4番兼エースの山田陽翔(現西武)を擁した昨夏に続き、「近江の山田」が聖地を沸かせた。

 過去2年連続の4強入りから一転、19年以来の初戦敗退。63歳の多賀監督は「阪口(慶三)監督の先取点への執念は、さすがでした」と脱帽し、「山田が2ランを打ったときのあの声援は、本当に胸が熱くなった。甲子園は改めていいところだな…と思った」と思い出をまた一つ増やした。

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