ロッテ・沢田、古巣相手の移籍後初登板 2者斬り「今までで1番の試合でした」

[ 2023年8月9日 22:45 ]

パ・リーグ   ロッテ3―8オリックス ( 2023年8月9日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>7回、沢田が初登板のマウンドに(撮影・長久保 豊)
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 7月27日に支配下契約を結び、この日出場選手登録されたロッテの沢田が0―7の7回1死から3番手で登板。頓宮を150キロの直球で空振り三振、宗を三ゴロに仕留めた。

 古巣のオリックスを相手に移籍後初登板で2者をしっかり抑えた右腕は「マウンドに向かう時、マリーンズファンの声援にめちゃくちゃ感動しました!ファンの声援、後押しが凄すぎて、何試合でも投げれる気がします。マリーンズでの初登板、今までで1番の試合でした」とコメント。

 立大から16年ドラフト8位でオリックスに入団し、21年までの5年間で126試合に登板して7勝6敗、防御率3・49の成績を残したが、昨年6月に右肘じん帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受け、1軍登板がなく戦力外となり、今季から育成選手としてロッテに加入していた。

 対戦した頓宮、宗とは今も交流があるが、「打者を見ないようにして、顔から下だけ意識して、もう敵なので。2人とも馴染みある選手なので感情入らないようにやりました」と苦笑い。オリックスファンからの応援については「応援してもらっているのは、チーム代わりましたけど本当にうれしいです」と笑顔を見せた。

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