日本ハム・マーベル 再三ピンチ乗り切るも5回に3失点 来日後の連続無失点が4戦12イニングで止まる

[ 2023年8月9日 19:50 ]

パ・リーグ   日本ハム―西武 ( 2023年8月9日    エスコンF )

<日・西>力投する先発のマーベル(撮影・高橋 茂夫)
Photo By スポニチ

 日本ハムの新外国人、ジェームズ・マーベル投手(29)が本拠地での西武戦に先発登板。5回に来日後初となる失点を許し、4回2/3を3失点で走者を残したまま降板した。

 来日後初となった先発登板は毎回走者を背負うも粘り強いピッチング。2回、先頭の4番・マキノンにストレートの四球を与えると、外崎に中安打され無死一、二塁のピンチを招く。しかし、ここからギアを上げたマーベルは栗山を空振り三振に斬ると、続く佐藤を併殺に打ち取ってピンチを脱した。4回も先頭のマキノンに四球を与えたが、併殺と内野ゴロで無失点に切り抜けた。

 5回はテンポよく2死を奪って調子を上げたかに見えたが、死球と味方のエラーで二、三塁とされると、源田とペイトンに連続適時打を許して3点を失った。

 6月19日に日本ハムに加入した助っ人右腕は8月2日のロッテ戦に救援登板して来日初勝利。左手中指打撲で途中降板した上原に代わり、2点リードの3回無死満塁から登板した。一度は同点を許すも、以降は粘投して5回3安打無失点。観戦した父・ジョンさんの前で勝利を呼び込み「チーム全員で勝ち取った勝利」と喜んでいた。その後は先発調整を続け、来日4戦目で初の先発登板。ここまで救援で8回無失点と好投を続けていた。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年8月9日のニュース