日本ハム零敗で自力CS消滅…失策に貧打で西武に0―6完敗 隅田に完封許す

[ 2023年8月9日 21:43 ]

パ・リーグ   日本ハム0―6西武 ( 2023年8月9日    エスコンF )

<日・西>5回、ペイトンに二塁打を打たれ降板するマーベル(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハムは本拠地での西武戦で零敗。新外国人、ジェームズ・マーベル投手(29)が来日初先発したが、味方の失策も響いて4回2/3を3失点で降板し、来日初黒星を喫した。自力でのCS進出の可能性も消えた。

 来日後初の先発登板となったマーベルは毎回走者を背負うも粘り強いピッチング。2回、先頭の4番・マキノンにストレートの四球を与えると、外崎に中安打され無死一、二塁のピンチを招く。しかし、ここからギアを上げて栗山を空振り三振に斬る。続く佐藤龍の打球は中堅に抜けそうな鋭い当たりだったが、山田がスライディングキャッチして二塁にトス。鮮やかなプレーで併殺を完成させて先制のピンチを脱した。4回も先頭のマキノンに四球を与えたが、併殺と内野ゴロで無失点に切り抜けた。

 5回はテンポよく2死を奪ったが、岸に死球を与える。続く蛭間の打球は右手で握り直して一塁に投げてもアウトになりそうなタイミングだったが山田はグラブトスを選択して送球が逸れた。二、三塁とピンチを広げてしまい、源田とペイトンに連続適時打を許して3点を失って降板。

 12球団ワーストの日本ハムの失策数は72まで膨れ上がった。打線も振るわず隅田に完封を許した。

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