巨人・坂本勇人 スタメン落ちも代打で登場 前夜は6月に痛めた右太腿裏を気にして途中交代

[ 2023年8月9日 22:32 ]

セ・リーグ   巨人2―5阪神 ( 2023年8月9日    東京D )

<巨・神>11回、2死、代打・坂本は空振り三振に倒れ、連勝の阪神岡田監督(右奥)は首脳陣と握手を交わす (撮影・西川祐介)
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 巨人の坂本勇人内野手(34)は阪神戦(東京D)に代打で登場。空振り三振で最後の打者となったが、打席に立つことは可能な状態であることを“証明”した。

 前日8日に行われた同戦では3回表の遊撃守備中、6月に肉離れで登録抹消となった右太腿裏を気にする仕草を見せ、その裏に代打・中山を出されて途中交代。この日はベンチスタートとなっていた。

 2―2で突入した延長戦は11回に5番手右腕・ビーディが一挙3失点。その裏、先頭の代打・岸田が相手守護神・岩崎から中前打を放って出塁したが、途中出場のオコエが2打席連続3球三振に終わり、今月すでに9本塁打している主砲・岡本和が捕邪飛に倒れて2死一塁。坂本はここで大城卓の代打に起用されたが、外角高め、ボール気味の142キロ直球に空振り三振してゲームセットとなった。

 また、坂本と同じく8日の同戦で6回の守備中に佐藤輝の空振りしたあとのバットが右側頭部付近を直撃してマスクが吹っ飛び、途中交代となっていた大城卓三捕手(30)は5番に入って先発出場。安打はなかったが、2つの犠打を決めている。

 試合後、2人について、大事には至らなかったのかと問われた原辰徳監督(65)は「そうですね」とコメントしていた。

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