中日　3連敗で7年ぶりの借金22　バウアー打てず立浪監督「応援してくれる人に申し訳ない」

セ・リーグ   中日2－8DeNA （ 2023年8月9日    横浜 ）

＜D・中＞9回、ベンチの立浪監督（撮影・島崎忠彦）
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　中日は投手陣が炎上し3連敗。借金は今季ワーストを更新する「22」に膨らんだ。借金22は、同24でシーズンを終えた16年以来7年ぶり。

　先発・鈴木は2回2/3を2失点で降板。与四球が失点に直結した。初回に四球と捕逸などで1死二塁を招き、宮崎に左前適時打され先制点を献上。3回は先頭の投手バウアーに四球を与え、その後2死一、二塁で牧に左前適時打され、主導権を奪われた。鈴木は球団を通じて「悔しいです。チームに迷惑をかけてしまい申し訳ないです」とコメントした。

　救援陣も踏ん張れなかった。2番手・岡野は、回をまたいだ4回に打者10人、5失点と打ち込まれた。

　大量失点は重く、打線も反発力を欠いた。9回にビシエドの右前適時打などで2点を返し、零敗を阻止するのが、やっとだった。

　立浪監督は鈴木について、「（相手が）バウアー投手ですから。2点が、というところなので、早めに代えました」と説明。そのバウアーに7回零封された打線について「追い込まれると、どの球種も決め球になるので早いカウントから、と。そこで決められなかった」とし、「こういう試合になって、応援してくれる人に申し訳ない。いい試合をするためにも、若い選手に気合を入れて、やってもらいたい」と話した。