巨人・亀井コーチ 球速140キロ台前半でも「メッチャクチャ速い」と感じる好投手「中日の…」

[ 2023年1月15日 22:01 ]

巨人・亀井打撃コーチ
Photo By スポニチ

 巨人の亀井善行打撃コーチ(40)が14日、ニッポン放送「ラジオペナントレースNEXT powered byニッポン放送ショウアップナイター」(土曜後5・50)にゲストとして生出演。1軍、2軍の大きな差について語った。

 「まるごと!ジャイアンツSP」と題して生放送となったこの日、井森美幸(54)ら熱烈な巨人ファンのタレントが集結。2021年限りで現役を引退し、指導者として1年目だった昨季は外野守備兼走塁コーチとして当初は一塁コーチャー、途中から元木大介ヘッドコーチ(51、肩書は当時)に代わって三塁コーチャーを担当した亀井コーチは山口鉄也投手コーチ(39)とともに登場した。

 そのなかで「亀井コーチに一人前にしてほしいと思う選手」というテーマの時に、身長2メートル超を誇る秋広優人内野手(20)の名前が上がった。秋広がもうワンランク上がるために必要なポイントを聞かれた亀井コーチは「どうですかね…。やっぱりまだ1軍の経験がないじゃないですか。1軍の投手の球を見てないんで。そこにしっかりコンタクトできるかどうかってところで…」とまずは口にした。

 ここで、2軍のイースタン・リーグではある程度の成績を残しているとの指摘が。すると、亀井コーチは「次の段階として1軍レベルを体験しないと」とし、そんなに1軍投手と2軍投手の球に違いはあるのか?という質問が出ると、言葉に一段と力がこもった。「これ、僕も(現役時代に)経験していることですけど。まっっったく違います」とキッパリ。「まっったく違います」と語気強く繰り返した。

 井森の「何が違うんですか?」の問いには「まずキレ。簡単にいうと球のキレですね。スピードはそんなに変わらないんですけど、やっぱりキレの部分でひと伸び、とか。2軍だとそんなにキレのない145(キロ)とか146とか来るんですけど、1軍だと145、146でもドーーーン!って来るんですよ」とし、仮にスピードガン表示が同じだったとしても「全然違う」と断言した。

 そして、「141、142キロでもメッチャクチャ速い(と打席で感じる)ピッチャーいますから。柳(裕也)投手…中日の。とかはメチャクチャ速いですよ。ただ、体調によってそのままの141、142キロの時もあるし、メチャクチャ速い141、142キロの時があるんで。体調によるんですけど。全然違います」とし、「だから2軍なんて打って当たり前、ですね。1軍に行く人は」と実感たっぷりに話していた。

続きを表示

この記事のフォト

2023年1月15日のニュース