西武 松坂大輔臨時コーチ発表 日米通算170勝の“怪物イズム”注入 渡辺GM「野球観伝えてほしい」

[ 2023年1月15日 10:00 ]

西武の臨時コーチを務める松坂大輔氏
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 西武は15日、球団OBで日米通算170勝の松坂大輔氏(42=スポニチ本紙評論家)が春季キャンプで臨時コーチを務めると発表した。宮崎・南郷で始まるA班(1軍)キャンプで2月11日から14日の日程で指導する。

 現役時代からの盟友で投手力中心のチームを理想とする松井稼頭央新監督(47)のため、「平成の怪物」が一肌脱ぐ。

 西武は昨季、3位に食い込んだが、チーム完投数はわずか2(与座と松本が1ずつ。日米通算170勝の松坂氏といえば「先発完投」。入団からメジャー移籍するまでの8年間で計72完投を誇った。高橋など実績ある投手のエースへの成長を促すと同時に、救援から先発に転向する平良など成長途上の若手の底上げも期待される。

 21年まで4年連続でリーグワーストだったチーム防御率が昨季はリーグトップの2・75まで改善。さらに、日米で活躍した球団のレジェンドが「怪物イズム」を注入する。

 ▼渡辺久信GM 「大輔は、これまで日本やメジャーでトップクラスでやってきたピッチャーですし、いろいろなことを経験しています。日の丸をずっと背負って戦ってきた経験値やメンタル的なこと、野球観について、特に若い選手に伝えてほしいという意図から南郷に来てもらいます」

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