調停選手、エンゼルスではレンフロー、ウルシェラ、レンヒーフォが合意に至らず ウルシェラは2億円差

[ 2023年1月15日 08:30 ]

エンゼルスタジアム全景(球団提供)
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 大リーグは13日(日本時間14日)が、年俸調停の権利を保有する選手と所属球団が希望額を提出する期限だったが、エンゼルスでは8人のうち5人が合意、一方でハンター・レンフロー外野手(30)、ジョバンニ・ウルシェラ内野手(31)、ルイス・レンヒーフォ内野手(25)の3人は合意できなかった。

 レンフローの要求額は1190万ドルで球団のカウンター額は1125万ドル、ウルシェラは1000万ドルで球団は840万ドル、レンヒーフォ内野手は230万ドル、球団は200万ドルだった。今年調停の公聴会が行われるのは1月末から2月。レンフローは65万ドル(約8312万円)、レンヒーフォは30万ドル(約3836万円)と差が小さいため、それまでに合意する可能性は高い。一方でウルシェラは160万ドル(約2億461万円)も差があるため、公聴会に行く可能性もある。

 エンゼルスで最後に公聴会まで行ったのは2020年のブライアン・グッドウィンで、調停人は220万ドルを要求したグッドウィンの言い分を聞き入れ、185万ドルの球団が敗れた。その前は11年のジェレッド・ウィーバーでこの時は球団が勝利した。期限前に合意できたのは5選手。パトリック・サンドバル投手が275万ドル、テーラー・ウォード外野手が275万ドル、ジャレド・ウォルシュ一塁手が265万ドル、ハイメ・バリア投手が105万ドル、グリフィン・キャニング投手が85万ドルだった。

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2023年1月15日のニュース