阪神・高橋遥人 藤浪から年始に「金言」“焦らずに頑張れ”と言われ「まずは投げられるように」

[ 2023年1月15日 05:15 ]

復活を期す高橋(撮影・後藤 正志)
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 昨年4月の左肘手術からの復帰を目指す阪神・高橋が、この日、アスレチックス入りが正式決定した藤浪から、年始に「金言」を受け取っていたことを明かした。

 「“焦らずに頑張れ”と言われた。ありがたいなと思います」

 高橋にとって藤浪は同僚であるとともに憧れの存在でもあった。出会いは高2夏。静岡・常葉橘の投手として出場した甲子園大会の開会式で初対面した。1学年上の藤浪はすでに高校野球界のスター選手。その身にまとっていたオーラは今でも脳裏に鮮明によみがえる。そして5年後、くしくも同じ阪神に入団。「(当時から)すごかった。そういう方と(一緒にプレー)できて、すごく光栄だった」とこうべを垂れた。

 この日は、雨天のため鳴尾浜でウエートトレーニングなどに励んだ。今は2月から始まる春季キャンプでのブルペン投球再開を目標に、順調にリハビリを消化中。「1勝を挙げられるように頑張りたいですけど、まずは投げられるように。(藤浪さんに)前とは違うんだぞというところを見せたい」。海の向こうで戦う藤浪に、朗報を届けてみせる。(石崎 祥平)

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2023年1月15日のニュース