中日・高橋宏　WBC侍ジャパンにサプライズ選出　チーム最年少20歳で世界に挑む

侍ジャパンに内定した高橋宏
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　中日の高橋宏斗投手（20）が3月のWBCに臨む侍ジャパンの最終メンバーに内定したことが14日、分かった。ロッテ・佐々木朗よりも1歳下のチーム最年少で、実働1年でのサプライズ選出となる。

　底知れぬポテンシャルを秘める右腕が、早くも夢舞台に立つ。高卒2年目の昨年3月30日DeNA戦で1軍デビューすると、7月から8月にかけて27回2/3連続無失点を記録。球団日本選手最速の158キロをマークするなど一気にブレークした。

　11月には侍ジャパンの強化試合のメンバーに選ばれ、同5日の日本ハム戦で3回無失点の力投を見せた。今月8日に地元・愛知県尾張旭市での「二十歳の集い」に参加した時には「そこ（WBC）に対する意欲は持ち続けている。いつ呼ばれても、“いつでも行けます”と、準備していきたい」と熱い思いを口にしていた。

　強力投手陣の中では第2先発などの役割を任される可能性が高いが20歳の右腕には参加するだけでも得るものは絶大。近日中にも正式決定の見込みだ。