ヤクルト・山下、球団初の新人勝利は幻も粘りの5回3失点 高津監督「この経験は来年に生きる」

[ 2022年10月28日 05:30 ]

SMBC日本シリーズ2022第5戦   ヤクルト4―6オリックス ( 2022年10月27日    京セラD )

<オ・ヤ>5回3失点の山下(撮影・大森 寛明)
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 球団初の新人での日本シリーズ勝利はならなかった。

 ヤクルト先発のドラフト1位左腕・山下は、5回7安打3失点の粘投。「凄く緊張した。とにかく一人一人攻めていこうという気持ちで投げた」。勝利投手の権利を手に降板したが、まさかのサヨナラ負けで全てが消し飛んだ。

 法大4年だったちょうど1年前の10月27日の明大戦で左前腕部を疲労骨折。プロ人生はリハビリからスタートし、公式戦は2試合の登板ながら大抜てきされた。高津監督は「凄くいい投球だった。この経験は来年に生きると思う」とねぎらった。

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