日本Sは29日に神宮で第6戦 史上2度目の「第8戦」突入も… 1986年は西武が広島に4勝3敗1分け

[ 2022年10月28日 15:16 ]

<ヤクルト投手練習>バランスボールを使ってトレーニングする小川(撮影・村上 大輔)
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 プロ野球の「SMBC日本シリーズ2022」は、29日にヤクルトの本拠地・神宮球場に場所を移して第6戦が行われる。

 28日は移動日。両チームとも全体練習は行わなかった。

 第5戦まで2勝2敗1分け。どちらかのチームが6、7戦目に連勝すれば日本一に輝くが、それ以外(1勝1敗など)の場合は「第8戦」に突入する。

 日本シリーズでの第8戦は1986年の1度だけ。仮に実現すれば36年ぶり2度目となる。

 ▽1986年の日本シリーズ 西武と広島の戦いとなり、10月18日の第1戦は広島が9回に小早川、山本浩の連続本塁打で4―4の同点に追いつき、史上最長タイの延長14回で引き分け。2戦目からは広島が3連勝して王手をかけた。同23日の第5戦も1―1で延長戦に。西武は延長12回1死二塁で、2番手で登板していた工藤が津田から右翼線にサヨナラ安打を放った。西武はこれで勢いに乗って一気の4連勝。同27日の史上初の第8戦は3―2で勝利し、3年ぶりの日本一に輝いた。胴上げ投手にもなった工藤は4試合に登板して1勝1敗2セーブ、防御率1・20でMVPを受賞。

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