日本ハム・杉谷 清宮ら後輩に引退を報告すると「涙が出るような連絡がたくさんきた」

[ 2022年10月28日 16:27 ]

会見で涙をこらえる日本ハム・杉谷(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムの杉谷拳士内野手(31)が28日、札幌市内の球団事務所で会見を行い、今季限りで現役引退することを表明した。

 生え抜きでは最年長なる31歳は後輩たちに引退を伝えると「たくさん連絡がきた」と感謝。「(清宮)幸太郎だったり、細川だったり、清水優心だったり、後輩たちからは“いろいろとお世話になりました。今後もよろしくお願いします”と涙が出るような連絡がたくさんきていた」と詳細を明かし「14年間、自分の野球というのは間違っていなかったのかなと思って、一人一人に『ありがとう』と返信しています」と丁寧にそれぞれへ返事をしているとした。

 ただ、「野村佑希だけは直接伝えたというのもあるんですけど、自分からLINEしました。“J(野村)、みんなからLINEきてるんだけど、あまり恩着せがましくいうのもあれだけど、LINEないのかな?”って自分からしてしまった」と返信を“催促”したことを暴露。「一番かわいがっていて、今後の才能というのはものすごく持っている選手だと思っていましたし、ファイターズを背負っていかなきゃいけない選手なんでですけど、人間の感情をあまり持ち合わせていないのか、あんまりパッとしないLINEがきていた」とチクリ。

 「今後、自主トレで(帝京出身の後輩である)松本剛に付いて一緒にやると思うので、顔を出してしっかり説教したいなと思います」と杉谷流で後輩をイジり、会見場を和ませた。

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