侍ジャパンが11・6巨人戦でタイブレーク練習実施、試合終了後1イニングを無死二塁から

[ 2022年10月28日 15:57 ]

侍ジャパンの栗山監督
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 侍ジャパンの事業会社であるNPBエンタープライズは28日、「侍ジャパンシリーズ2022」の11月6日巨人戦(東京ドーム)において、試合終了後にタイブレークを想定した練習を実施することを発表した。

 同戦は9回終了。同点の場合は引き分けとするが、勝敗に関わらず1イニングの試合形式でタイブレークを行う。先攻の侍ジャパンと後攻の巨人は、それぞれ無死二塁で攻撃を始める。打順は前の回から継続し、走者は前の回の最終走者とする。9回終了時で試合は一度終了となるが、来場者はそのまま観戦できる。

 「侍ジャパンシリーズ2022」は、来年3月のWBCへの強化試合として行われる。本番でも採用が有力なタイブレークに備えて、実戦形式で練習する狙いがある。

 また、11月9、10日のオーストラリア戦(札幌ドーム)は延長戦を採用し、9回終了時に同点の場合は最大2イニングのタイブレークを実施する。巨人戦同様に両軍とも無死二塁から攻撃を始める。11回終了時になお同点の場合は引き分けとする。

 その他大会ルールについても発表され、5日の日本ハム戦、6日の巨人戦(いずれも東京ドーム)では、侍ジャパン守備時にはWBC使用球、NPB球団守備時にはNPB統一試合球を使用する。オーストラリア戦では両軍ともWBC使用球でプレーする。

 全ての試合でDH制が採用され、リプレー検証を実施する。検証は各チーム2回とし、判定が覆った場合でも回数は継続されない。オーストラリア戦は延長に入った場合、新たに1回付与される。

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2022年10月28日のニュース